初夏の訪れを感じるとある日、PRONTOの担当者3名で熊本県の八代市を訪れました。八代市は、6月からPRONTOで販売中の季節ドリンク「メロンパフェラテ」「メロンスカッシュ」のメロンソースに使用している「肥後グリーンメロン」の産地の1つです。
「肥後グリーンメロン」の果肉は甘味が強く、完熟すると果汁が豊富でとろけるような舌触り。糖度は高いですが甘過ぎず、すっきりとした心地よい味わいが特徴です。
そんなメロンがどのような環境で育てられているか気になりますよね!
熊本県八代市に到着

広大で自然豊かな土地に並ぶビニールハウス
あいにくの曇り空でしたが、空気が澄んでいて気持ちの良い朝でした。
ここ熊本県八千代市では、メロン以外にも、トマトや畳の原料であるい草などたくさんの農作物を生産しています。
「肥後グリーンメロン」がずらりと実っているビニールハウスの中で、私たちは「肥後グリーンメロン」を育てている、太江田さん(この道50年のプロ!)にお話を伺いました。

素敵な笑顔の太江田さんと肥後グリーンメロン。朝のお忙しい時間帯にも関わらず、私たちのインタビューに丁寧に答えていただき、ありがとうございます!

カメラで撮ろうとしても奥まで映らないほど長いビニールハウスに、びっしりとメロンが植えられています。
ハウスに入ると、なんとメロンが宙に浮いた状態で実っていて私たちはびっくり。
メロンは地面に実っているものだと思っていました。

栽培のこだわり
こちらの農家では「立体栽培」という方法でメロンを育てており、1本の苗に対して1つの実がなるように手作業で丁寧に採果します。そうすると甘み・網目の模様が1つの実に集中するんだとか。
花の交配にはミツバチを使用しており、このミツバチが働いてくれるかは天候に左右されるため、交配する日の天気が一番気がかりなんだそうです。

メロンの赤ちゃん。これがあの立派な実になるなんて・・
交配後、57~60日で収穫します。メロンの頭部分・茎の根本の色が黄色になり、根本の葉っぱが枯れたら収穫のタイミングです。
収穫の時間帯にもこだわっており、朝の寒い時間帯のメロンが冷えている状態で収穫します。店頭に並んだ時、品質の持ちが違ってくるとのことです。

確かに根本の葉っぱが枯れていますね。
風土による品種の特徴・品質管理の徹底
八代市は海が近く、埋立地であることから土壌にミネラルを多く含んでいます。こちらの農家ではさらに米ぬかなども加え、土作りにもこだわっています。
また、朝晩と日中の寒暖差が大きい環境もメロンの糖度に影響しています。
ハウス内の湿度管理も重要ですが、この調整方法は「長年の経験」と太江田さん。さすがプロ!
こうした環境の特徴と、生産者の徹底した管理によって高糖度のおいしいメロンが出来上がるんですね。
試食
前日に収穫したばかりという「肥後グリーンメロン」を試食させていただきました!
「肥後グリーンメロン」は熟す期間が必要なくすぐに食べることができます。

この量を3人で食べたわけではありませんよ。
口いっぱいに広がる甘みと果汁に、つい笑みが溢れてしまいます。でも後味はすっきりと爽やか。自分でも驚くくらいのスピードでペロリと完食してしまいました。
こんな高糖度な「肥後グリーンメロン」を使用したプロントオリジナルのメロンドリンクを、ぜひこの機会にお楽しみください。

「メロンパフェラテ」590円(税込649円)
「メロンスカッシュ」Rサイズ 490円(税込539円)、Lサイズ 570円(税込627円)
